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看護覚え書

看護覚え書・入門

『看護覚え書』入門は、『看護覚え書』(現代社) の共訳者のお一人
小南吉彦先生によって、会報『ナイチンゲールKOMIケア通信』に
毎号掲載された原稿に、若干の加筆をして一冊の小冊子にまとめら
れたもの(下記参照)で、最終号は第12号となります。


『看護覚え書』 を読む
 ―ナイチンゲールの「看護原理」を学びとるためのヒントとして―
第1号 ・・・ 序文「はじめに」、序章(1)、(2)
    第1章 ・ 換気と保温(1)、(2)、(3)
第2号 ・・・ 第2章 ・ 住居の健康(1)、(2)
第3号 ・・・ 第3章 ・ 小管理(1)、(2)
第4号 ・・・ 第4章 ・ 物音(1)、(2)、(3)
第5号 ・・・ 第5章 ・ 変化(1)、(2)、(3)
第6号 ・・・ 第6章 ・ 食事(1)、(2)
    第7章 ・ 食物の選択
第7号 ・・・ 第8章 ・ ベッドの寝具類(1)、(2)
    第9章 ・ 陽光(1)、(2)
第8号 ・・・ 第10章 ・ 部屋と壁の清潔(1)、(2)
    第11章 ・ からだの清潔(1)、(2)
第9号 ・・・ 第12章 ・ おせっかいな励ましと忠告
    第13章 ・ 病人の観察 (1)、(2)
第10号 ・・・ 第13章 ・ 病人の観察 (3)、(4)、(5)、(6)
第11号 ・・・ 第14章 ・ おわりに(全)
    第15章 ・ 補章[1]看護師とは何か(1)
    第15章 ・ 補章[2]看護師とは何か(2)
    第15章 ・ 補章[3]看護師とは何か(3)
第12号 ・・・

第15章 ・ 補章[4]-2. 回復期(1)

    第15章 ・ 補章[5]-2. 回復期(2)
    第15章 ・ 補償[6]-3. ロンドンの子供たち
    第16章 ・ 付録・赤ん坊の世話(1)
    第16章 ・ 付録・赤ん坊の世話(2)
   
上記の小冊子は、各号1冊200円にて、現代社より
販売されております。 ご自身のみならず、職場での
勉強会等々、有効に活用していただけたら幸いです。

尚、第8号は完売しており第2刷りは、平成29年秋頃を予定して
おります。
他の号に 付きましても完売次第、終了となりますので、
ご了承の程、お願い申し上げます。

ご希望の方は、下記方法にて 「お申込」 下さい。
尚、送料は実費(20冊以上無料)、代金は同封された 「郵便振替」 の用紙で、お振込みとなります。

申込先:株式会社 現代社
      TEL : 03-3203-5061
      FAX : 03-3203-5217
      E-mail : eigyou@gendaisha.co.jp




下記は、小南先生から 『看護覚え書・入門』 を読む方へのメッセージです。

 



 

小南 吉彦(こみなみ よしひこ)
ナイチンゲール看護研究所・所長

 

 本稿は、看護学校や介護学校に入学した学生たちが、入学直後に看護や介護への入門書として『看護覚え書』を読むことをもとめられることが多い現状を考え、それを念頭において書かれた、いわば初学者のための解説である。



 すなわち、まだ看護や介護に対して白紙に近い学生たちが、『看護覚え書』をとおして、他者をケアする仕事の底に横たわるケアの原理を、おおづかみにつかまれることを希望して書いたものである。
 なお、筆者は看護と介護とは基本的にまったく同じはたらきであると考える立場をとっている。それで、あれこれ思案の末、本稿においては看護と介護とを合わせて「看護」という言葉で表現することにした。
 つまり、ナイチンゲール(FN)が本書において提唱する「看護の原理」は、たんに看護のみならず、介護や育児やまた家事なども含めて、およそ「人が人をケアする」すべてのはたらきや職能に共通する原理であるが、それらをまとめて表現する適切な言葉がどうしても見当たらないので、それらを代表する言葉として「看護」という言葉を使うこととしたのである。

 と、ここまで書いて筆者は、はっとした。というのは、FN自身が『看護覚え書』の冒頭ではっきりと「私は他によい言葉がないので看護という言葉を使う」と書き記している(序章の6節)ことに思い当たったからである。そうだった。FNもあれこれと迷ったに違いない。そして結論として、看護という従来の狭い言葉では表現しきれないのであれば、反対に、看護という言葉そのものを拡大し、看護という概念そのものを広げ深めることにしよう・・・・・・と。

 もうひとつ付け加えておく。看護や介護のケアを受ける人びとは、決してそのすべてが”病人”ではないにもかかわらず、本書においてFNはもっぱら、”病人”の看護を語っているが、それには深い意味があることである。
 それは、「看護への入門はまず”病人の看護”から入るのがもっとも適切である」というFNの明快な実践哲学があるからである。
 それで本稿においては筆者も「病人の看護」を中心に書き進め、またもっぱら”病人”という言葉をもって、ケアの受け手のことを表現していくことにする。





看護覚え書

1世紀以上も前に書かれ、現在も看護の思想の基本となっている
<幻の名著>の完訳。

看護とは与薬や罨法などだけではなく
「新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、食事を適切に選択し管理すること--こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味すべき」 であると、ナイチンゲールは述べている。

これこそ、今日の看護がとるべき立場であろう。
看護・介護を志す全ての人にとって必読の名著である。

●主な内容
換気と暖房/ 住居の健康/ 小管理/ 物音/ 食事/ ベッドと寝具類/ 陽光/ からだの清潔/ 病人の観察/ 赤ん坊の世話